ドイツの暖房事情

 11月に入ってから急に冷えてきて、今日は最高気温が7℃(午前中は4℃)でした。

 10℃を越えてた頃は「寒くないよー、手袋はまだ早いよー」と言っていたドイツ人もさすがに今日は寒いと言ってました。

 しかし、ドイツの建物は入った瞬間に暖かいんです!

ついに暖房?をつけてくれました。

ドイツにはエアコンはなくて、かわりにお湯を循環させて温める、温水ヒーターがあります。

これが温水ヒーター。

飾り気も工夫もハイテクさも感じさせないヒーターですが、効果は抜群です。

こういうやつが玄関、階段、トイレなど至る所にあります。

上下についているパイプの中を水が通っていて、建物全体にこのパイプが通っています。

同じ温水を建物全体に循環させることで、省エネを実現しているようです。

上の階の人がヒーターを使っていると、僕の部屋まで暖かくなってくれるのでうれしい。


側面はこんな感じ。

厚さは10 cmくらい。どこを水が通っているのかはわかりませんが、とりあえず、一面暖かいです。


絞りがついてて、強度を0~5まで選べます。温度はご覧の通り。


使い方としては基本的につけっぱなしで、1週間以上の長期不在の時のみOFFにするらしいです。

このスイッチを切って建物が冷えてしまった時、再び室温が上がるまでに数日間要するといった話も聞きました。

というのも、建物がコンクリートむき出しみたいなものなので、

いったん完全に冷えてから再び暖まるのに日数を要するためらしいです。


温水ヒーターは寒いところにおいて需要があるようで、

中国でも北の方に行けば見かけるよーという話を伺いました。

日本でも北海道とかに行けばあるのかな、、、


ちなみにドイツの夏は日本みたいに湿度が高くなくてそれほど暑さを感じないようで、

冷房設備は一般的には用いていないみたいです。


冬になると自然を楽しむような観光地は閉鎖して機能しなくなっしまい、

近場で週末にふらっと遊びに行ける場所がなくなってしまいますが、

引きこもらずにしっかり外出していきたいです。

Suke's 見聞録

ゲッティンゲン大学に留学中のSukeの留学体験記的なブログにしようかなと考えております。 ゲッティンゲン大学でとっている講義の説明や現地での生活体験談、旅行報告、日々の気づき、たまに植物育種に関することなど。

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