よくインターネットではドイツの電車代は高額であるといった記事を見かけるのですが、
半分本当かなというのが個人的な見解です。
ドイツで都市間を移動する電車の会社はDB( Deutsch Bahnの略で日本でのJR的な立ち位置)といいます。
3日以上前の予約、時間指定のチケット、座席の階級、出発時間などによって同じ目的地であっても値段が異なっており、料金に関しては複雑です。
一番高い買い方が乗る直前に窓口に行って買う方法。
安い買い方としてはDBのホームページで事前に予約して買う方法。
地球の歩き方とかをみると、英語なので英語ができないと難しいと書いてあったりして、ハードル高めな感じで書かれていますが、1時間くらい時間があれば十分自分でできるかと。
グーグル翻訳も進化していますし。
日本人観光客向けに変わりに予約してくれるサイトがあったりしてて、慣れている人がやる分には5分でできるので、いいビジネスですね。
僕が電車を使うときに利用しているのは、ニーダーザグゼン州内の鈍行ならば乗り放題のセメスターチケットと、BahnCard 50というものです。
こんな感じのカード。
BahnCard 50というのは学生割引を利用すると年間70€(社会人だと220€)のカードで、簡単に言えばすべての電車を50% OFF料金で乗れるというもの。さらにたまに10€割引のチケットが届いたり、使えば使うほどポイントがたまっていくのでかなり学生にとってはお得なカードです。
ちなみにBahnCardの種類としては25%OFF, 100% OFFがあります。年間契約かおためしの3カ月バージョンしかないので、短期の観光客にはお勧めできませんが、
こういうものを利用していくとかなり安く特急電車を乗れます、うれしい。
日本で最後に新幹線や特急に乗ったのはたしか中学生頃だったので、安くいい思いをしております。
慣れてくると電車があまりきれいでないので日本ほど特別な感じはないですが。
なんだかんだ書きましたが、
でもやっぱりドイツの鉄道の料金に関する仕組みは複雑で、
上に述べた以上にほんとに様々なタイプのチケットがあるので、どれが一番安いかなんてのは半年とかそれ以上住んでみないとわからないのかもしれないです。
ちなみにドイツの鉄道では改札というのがなくて、チケットを持っていなくても電車に乗ることは実際可能です。電車に乗ってからたまに運転手さんがチケットを確認に車両を移動してくるので、その時にチケットを見せるシステムとなっております。
特急では毎回チェックされていますが、ベルリンやデュッセルドルフの市内での電車ではチェックされませんでした。もし持っていなかった場合、50€の罰金が科されるということで、安くないですね。
電車のシステムに関して書き出すときりがないのでそろそろやめます。
たまに雪の天気予報が出ているのですが、当日になってみると雪は観測されず、日本よりゲッティンゲンの初雪は遅めです。
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