昨日、やっと論分発表が終わりました。2週間悩まされ続け、本番の出来具合はそれほど良くなかったのですが、何とか終わりました。
教授に渡された論文は集団遺伝学?とシミュレーションツールを用いて、複数のDNAマーカーを用いた選抜においてどのような選抜戦略を立てるのが一番良いか、というものを検討したもの。
植物の写真は一切出てこなくて、かわりに数式とグラフですべてが表現されている論文でした。
2週間前はあまりの理解できなさに教授に
「交換留学生として学びに来てて、ちょっと違う分野に関して学びたいから論文変えてくれませんか。」
とメールしたところ、
「そんなのほかの学生にフェアじゃないから、がんばれ」
と言われ、それなりに死に物狂いで取り組んできました。
プレゼンの質疑応答では、学生から僕を試すような、「あー、賢い質問だなぁ」と思うような質問をされたり、先生からは論文の内容自体に関して否定的な意見を浴びせられたりして、質疑応答に関してうまくはいかなかったけど、とても刺激的な経験でした。
また、以前お勉強会をしてくださった教授からのフィードバックメール届いて、すごくうれしい。
とりあえず、これまでの留学生活で一番刺激的で、一番勉強して、一番収穫があった出来事でした。
そんなわけで、昨日は激安ビール(500 ml 0.3€)とドイツらしいリースリングワインで乾杯。
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