インターン先の紹介


 インターン先をしっかりと紹介していなかったので、今日はそれを紹介しようと思います。

インターン先の名称はKWS(純ドイツの企業)といい、売上高では世界ナンバー5の種苗会社らしいです。

モンサント、ダウ デュポン、シンジェンタ、リマグレインといった総合化学メーカーの次に来るのかな、あまり重要でないので飛ばします。

 同じようなことをしている日系の会社だと、サカタのタネやタキイ種苗があげられます。


HPはこちら

http://www.kws.com/

日本語のサイトもあります

https://japan-jp.kws.com/aw/KWS/-26085-26412-/sb/~behg/

日本語ver.は英語 ver.に比べて情報が少ないです。

Wikiもありました。

https://en.wikipedia.org/wiki/KWS_Saat#cite_note-3

1856年創業で、現在は世界70カ国で活動しており、育種をしている作物はテンサイ、トウモロコシ、菜種、ヒマワリ、ソルガム、ジャガイモなど。

創業当時はテンサイのみだったらしいです。


テンサイは僕がインターンで扱っている作物で、栽培化が最初に始まったのはドイツで、その背景も面白いので別日に紹介しようと思います。


種苗業界はM&Aが激しかったり、研究開発費の比率が他の業種に比べ高いのが特徴で、KWSも年間の支出のうち19%が研究開発費に充てられていたはず。。。

最近、モンサントとバイエルのM&Aが話題になったのですが、

KWSもM&Aを積極的に行っているようで、トルコやチリ、ブラジルの種苗会社を吸収していた過去があるようです。


会社の紹介はとりあえずこの程度にしておいて、僕について少々。

インターンのきっかけは留学直前の8月ごろ、

留学先の僕のコースのコーディネーターに「インターン先ありませんか?」

とメールを送ったところ、KWSを含む3つくらいの企業を紹介していただきました。

その中で一番内容が面白そうなKWSに履歴書(CV)と志望理由書を提出したところ、無事に受け入れてくださいました。

なぜかコーディネーターがすごく良くしてくれて、

「同じポジションを狙っている人がいるから、早めに送ったほうがいいよ」

とか言ってくれてほんとに助かりました。

実際、奨学金の関係で座学以外のことをしなくちゃいけなくて、大学のラボに入るというのが一番簡単な選択肢だったのですが、がんばってインターンに応募して、選考に通過することができてほんとによかったと今思っています。

 

インターンは平日朝8時~16時まで、土日はもちろん完全休日です。

インターン先までは電車と自転車を使って片道1時間かかるのでプチ通勤です、美しい日の出を見れるのはいいのですが、寒いし寝たい。

一応、給料も出るのですが、計算したところ600円/hにも満たないことが判明しました、計算しなければよかったな。。。


ただ、この経験はほんとにプライスレスで(先週1週間の経験からも間違いない)、

もらえるに越したことはないのですが奨学金ももらっているので、特にお金に関しては気にしていません、ほんとに。

お金よりも色々な経験をさせてほしい、という思いの方が数十倍強いです。

ここら辺のインターン生の扱い方や指導の仕方に関してスーパーバイザーはまじ神で、これに関しても別日に書こうかなと。


7週間にも及ぶインターンで春休みにどこか旅行に行ってる時間は無さそうですが、

こんなにも長い長期インターンをできるのなんて一部の工学部院生くらいだと思うので、

機会に恵まれました。


海外で、そして日本人が1人もいない会社でこんなことできるなんていい思い出になると思うので、今週も頑張ります(今週までが仮契約期間で、解雇される可能性あり)。

Suke's 見聞録

ゲッティンゲン大学に留学中のSukeの留学体験記的なブログにしようかなと考えております。 ゲッティンゲン大学でとっている講義の説明や現地での生活体験談、旅行報告、日々の気づき、たまに植物育種に関することなど。

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