先週からなのですが、インターンで除雄をがっつり行っています。
イネの除雄はしたことがあったのでまぁ大丈夫だろうと思っていたら、比べ物にならないほどテンサイの除雄は大変でした。
どうやら、研究テーマ的に3月中旬まではやり続けないといけなそうです。
こんな感じで黙々とやっています。
株の種類にもよるのですが、少なくとも1房1時間はかかります。
イネに比べて花弁が硬いため葯を取り出すのにも苦労しますし、
花が小さい、花が簡単に痛む、葯が5つあってそれぞれ単独でしか除雄できない、ピンセットとはさみで地道にやるしかない、花序が複雑、など困難になっている理由はたくさんあります。
今がちょうど除雄の時期で、テクニシャンが5人くらいいて、彼らは一日中行っています。
ところで先週、ドクター所持者のスーパーバイザーと実験計画についてディスカッションした時、
「除雄は大変だけど、私も昔はしていたのよ。誰もが通る道で、この作業はとてもとても大切な作業で、花粉が一つでも残っていたらその房は使い物にならないんだよね。大変だけど重要な作業だからガンバ。」
的なことを言われました(ちょうど飽き始めていた時期)。
話の所々でテクニシャンへの信頼を口にしており、現場の方々への信頼や面倒見の良さにはびっくりさせられました。
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